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~伝統と革新の神秘ワールド~英国式占星術星座別「2017年の運勢」付き! [Astrology]

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英国に関する特集記事 『サバイバー/Survivor』

2017年1月5日 No.965

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~伝統と革新の神秘ワールド~英国式占星術星座別「2017年の運勢」付き!

~伝統と革新の神秘ワールド~

英国式占星術 星座別「2017年の運勢」付き!

精神分析学や心理療法、さらには人工知能の技術とも関わりながら学問として独自の発展を続ける英国式占星術。
その歴史を紐解くかたわら、2017年の展望を星座ごとにお送りする。

●サバイバー●取材・執筆/ホーリー・グレイル、本誌編集部

セント・ジョンズ・ウッド生まれの魔法学校

人は未来を予想したり夢見たりすることはできても、実際に知り得ることはない。知ることのできないものを知りたいと思うのが人情というもの。とはいえ、どれほど科学やテクノロジーが進んでも、未来を予知することはできないようになっている。聖書の世界では、人類は思い上がってしまったがゆえに異なる言語を話し始めるようになったとされているが(後述)、未来予知の能力を授からなかったのも、なんらかの意味があるのだろう。
しかし、「知りたい」という気持ちを抑えることができないのも事実。知ることはできくなくても、より具体的に予想しようと様々な試みがなされてきた。星の動きから、未来を推し測ろうとする占星術もそのひとつだ。中でも英国式占星術の発達ぶりは特筆に値する。
今や欧米諸国、日本でもてはやされているほか、新興国でも高水準の評価と人気を得ている、その英国式占星術だが、実は『ハリー・ポッター』に登場する魔法魔術学校のような研究組織の活動によって支えられていることはあまり知られていない。その端緒は神智学運動との関わりが深かったアラン・レオとチャールズ・カーターというふたりの英国人によって開かれた。
神智学運動というのは、ロシアの霊媒師ヘレナ・ブラヴァツキー夫人を中心に設立された秘教的カルト団体である神智学協会によって啓発された、宗教、芸術、文学、哲学など多岐に渡るムーブメントのこと。19世紀末から20世紀初頭にかけて、アメリカ、ヨーロッパ、さらにインドで多くの支持を得た。
当時ロンドンのセント・ジョンズ・ウッドに本部を置いていた神智学協会に出入りしていたのがレオである。レオは、1915年、協会内部に占星術専門の支部「Astrological Lodge of the Theosophical Society」を組織する。そのわずか2年後の1917年、レオは他界してしまうのだが、親しみを込めてロッジと呼ばれるこの組織は、後に英国の主要な占星術研究教育機関を生み出す母胎となる。
占星術に試験制度を導入し専門学校化しようとしていたレオの夢を叶えたのが、その後継者であるカーターだった。このカーター、本職は法廷弁護士という異色の存在。1948年、カーターは占星術の専門教育機関である「Faculty of Astrological Studies」を設立し、試験制度を施行する。
カーターの占星術は出来事に焦点を当てる従来の運勢判断とは異なり、心理学的な解釈を加える、当時にしては斬新なスタイルであった。
ここからは多くの優秀な占星術師が誕生し、1970年代以降の英国式占星術は、精神分析学や心理療法の研究所、ルネサンス学で有名なウォーバーグ研究所、スイスの人工知能の技術とも関わりながら学際的な独自の発展を遂げていく。
今日の英国占星術の国際社会における位置づけの高さをレオが見たなら、おそらく満面の笑みを浮かべることだろう。

アーサー王伝説に秘められた謎も占星術がらみ!?

ウィリアム・リリー誕生時の出生天球図(ホロスコープ)。
リリーの監修による手書き
(オックスフォード大アシュモリアン博物館蔵)。
英国史には、占星術との関わりを抜きにしては考えられない側面がある。ここで、中世から近代にかけての英国式占星術の歴史を簡略に紹介しよう。
ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハのアーサー王伝説『パーシヴァル』では占星術の知識が隠喩として語られている。エッシェンバッハは中世ドイツの詩人で、12世紀終盤に活動した人物だ。
古のギリシャやローマの占星術は中世の暗黒時代に教会権力によって一旦は封印されたものの、12世紀にイスラムやインド、またケルト民族のドルイド教を経て英国に伝えられた。アーサー王伝説はこうした時代背景を反映している。
そもそも占星術の起源は紀元前20世紀から16世紀のバビロニア(現イラク)にまで遡る。聖書に記されているバベルの塔()は、実はバビロニア人の天体観測所だったという。バビロニア人は「天体の現象は地上の出来事と関係する」という「科学的仮説」に基づき、観察という「科学的方法」によって未来予測が可能だと信じていた。バビロニアの占星術は、紀元前6世紀にはバビロン捕囚を機にユダヤとペルシャに伝わり、さらにペルシャからエジプトとインドへ流れていく。
バビロニアで基礎を築いた占星術は、やがてギリシャ、ローマへと伝播。紀元後2~3世紀のエジプトの都市アレキサンドリアで完成する。ドロテウス、プトレマイオスらが体系化して現在の出生天球図(ホロスコープ)の骨格が仕上がった。古代ローマ帝国滅亡後は、12世紀にアラビア語やペルシャ語の文献がヨーロッパに伝わるまで、イスラム圏で発展を続けるのである。
※バベルの塔…旧約聖書の「創世記」11章に登場。人類は天に届くような塔を造ろうとし、神の怒りをかう。人々は突然異なる言葉を話し始め、意思疎通ができなくなって塔の建築は失敗したとされている。

星が決めていた国家の政策

エリザベス1世の寵愛を受けたジョン・ディー
(John Dee 1527年7月13日~1608年または1609年)。
歴史学者によっては近代初期とも解釈されるルネサンス期に、占星術は黄金時代を迎える。
エリザベス女王の時代は、まだ一般人を占う占星術は発達しておらず、国家の出来事を占って政策を決定する政治占星術が王朝内で密かに実践されていた。
さらに、ヨーロッパの宮廷は占星術師を雇用し、スパイとして国外に派遣することも頻繁に行われていた。例えば、エリザベス1世の宮廷占星術師であったジョン・ディーも秘密諜報員であり、大陸に渡りスパイ活動を行っていた。ちなみに、ディーの秘密文書は「007」と署名されており、これはユダヤ教の神秘思想カバラに由来する。
ディーは、宮廷に入る以前からエドワード6世から恩給を受けていたケンブリッジ大学の数学者。最初からエリザベス1世のお抱えだったわけではなく、エリザベスの腹違いの姉、メアリーがイングランド女王として即位(メアリー1世)した際、同女王からの依頼でスペイン王太子フェリペとの結婚の相性を占っている。
情報は全て妹エリザベスに筒抜けだったとされ、ディーは1555年に反逆罪で投獄される。
しかし、1558年、メアリー1世は死去。エリザベスが君主として即位すると、まず最初にしたことは、ディーに戴冠式の日取りを占ってもらうことだった。以来、ディーとエリザベス1世は親密な関係を築き、結婚占いの相談役となった。
結局、エリザベスは一度も結婚することなく生涯を終え、跡継ぎがなかったため、スコットランド王(ジェームズ6世)が、イングランド王を兼ねるという時代を迎えることになるのだが、エリザベス1世の治世にイングランドが大きな力をつけたことは事実。すべてがディーの占いのおかげとは言わないが、多少の貢献はあったと見るのが自然だろう。
また、ディーはエリザベスに対して様々な政治的助言も行った。大英帝国という概念や、大英図書館を既に構想している。

占星術の役割は魂のケア

ロンドン大火を予言した、ウィリアム・リリー
(William Lilly 1602年5月1日または11日~1681年6月9日)。
17世紀の科学革命以降、欧州大陸では近代化が進むにつれ、占星術は迷信として葬られる一方で、熱心な天文ファンが新たな科学的宇宙論を展開する。英国内でも似た傾向は見られたものの、欧州大陸と大きく異なった点は、占星術は葬られることなく、むしろ商産業化して、印刷技術の発達とともに広く一般化していったことだ。
個人鑑定を行う英国式占星術は、ウィリアム・リリーによって大きく進展した。
リリーはディーよりもさらに政治色が濃く、1649年に共和国評議会に占星術師として雇われている。それ以前から既に政治家の顧客が多く、イングランド内戦の時には、チャールズ1世とオリバー・クロムウェル双方の相談役になっている。そのため1651年には政治犯として投獄され、62年にはチャールズ2世により幽閉される憂き目にもあった。
66年のロンドン大火を48年に予言したことは有名で、リリーは事件との関連性を疑われて尋問にかけられた。しかし、罪には問われず、81年に80年という長い一生を終えている。
この後も英国占星術は絶え間なく変化をとげていくが、20世紀になって、一気に近代化が進んだことは9頁で述べた通りである。
現代人は魂と引き換えに科学技術と自由意志を獲得して、もはやディーやリリーの時代のように運命に翻弄されるようなことはなくなったといわれている。しかし、古代ギリシャ人が、運命とは魂と直結しているダイモン(神霊)だと考えていたように、どれほど科学や技術が進歩しようとも、やはり我々には知り得ない、コントロールしきれないものが存在することは否めない。
哲学者イアンブリコスは、「魂は今生での目的を成就するのに最も相応しい時間に、その時の星の布置を選んで生まれてくる」と言っている。時代がどのように移ろうとも、英国式占星術のコンサルテーションでは魂のケアを最大限に配慮する。これからもそれに変わりはなく、英国式占星術はさらなる進化を遂げていくことだろう。
あなたの今年の展望は?2017年の運勢

2017年の運勢

あなたの今年の展望は?星座別に2017年の運勢をホーリー・グレイルが占います。

ホーリー・グレイル プロフィール

占星術のチャートリーディングとバッチフラワー療法を組み合わせたコンサルテーションを行っている。 1964年生まれ、水瓶座。神話学博士。

牡羊座

牡羊座

3月21日~4月20日
ラテン語Ariesアリエス/英語Ariesエアリーズ

夏がオトシどころ、飛ばし過ぎに注意

今年の牡羊座の運勢の大きなポイントを挙げるとすると次の3つ。まず最初に、この宮を航行している天王星が、天秤座を航行している木星と緊張度の高い、180度の衝の座相を作る点。10月の初めまでは、気持ちばかりが昂揚して現実がついてこないという事態を避けるため、意識の拡大を創造性や長期的な展望に結びつける努力が必要です。気球に乗ってどこまでも高く飛びすぎて着陸地点を見失う…そんなことにならないように注意。
次に、3月から4月にかけて金星がこの宮で逆行します。その前後、つまり2月から5月中旬にかけては対人関係や財政面での変化が起こりやすく、価値観が変動しやすい時期。自己発見の機会として捉え、人格的な成長に結びつけましょう。
3番目は、7月から8月にかけて主護星の火星が夏の太陽と合し、さらに吉角を作る時。生命力がアップし、何事もマックスの状態で果敢に挑むことができます。夏を今年1年間のピークと定めて、計画を立てると良いでしょう。
牡牛座

牡牛座

4月21日~5月20日
ラテン語Taurusタウルス/英語Taurusトーラス

曇りのち晴れ、執着を手放し幸運をゲット

今年は前半と後半とでは運勢が大きく切り替わるでしょう。前半は、はっきりとしないモヤモヤとした状態が続きます。新旧交代の時期で、対人関係や財政面などで諸々の欲求を満たすうえで見直しが起こり、停滞感だけでなく倦怠感すら感じるかもしれません。この時期の出会いや投資は一時的なもので永続性に欠けるので、短期的なゴールを設定して、自己発見の機会や新たな価値観の創造と捉えるのが賢明です。
その後、6月に主護星の金星がこの宮に入ると、まるで眠りから覚めたようにリフレッシュして本来の自分の感性が甦ります。幸運な対人関係や快適で美しい生活が見つかるでしょう。7月後半から8月にかけては、勝敗を決めるストレス度の強いイベントがあり、取捨選択で迷うかもしれません。
これを無事乗り切れば、9月後半から、運勢は高水準で推移していき、長期的に取り組んできたことの結果も出て、海外での今後の発展や拡張に関して良い指針となるでしょう。
双子座

双子座

5月21日~6月21日
ラテン語Geminiゲミニ/英語Geminiジェミナイ

飛躍と発展の年、ゴールに達して苦難からの解放も実現

双子座は、昨年から土星の影響を少なからず受けています。これまでの努力が実り達成感を得る人もいれば、現実に直面しチャレンジを乗り越えようともがいている人もいます。表れ方は様々ですが、気分が憂鬱になる傾向があります。これはそこから何かを学んで次のステップに活かしていくための試練と捉えましょう。
今年は木星からの吉角も受けるので、飛躍のチャンスもあります。長期的な目標が形になり、経済的にも潤うでしょう。双子座の主護星は伝令の神マーキュリーが司る水星。水星がこの宮を通過する6月は、誕生月とも重なり、活気に溢れてビジネスも好調で有益なイベントがあるでしょう。
その一方で、水星が逆行する4月、8月、12月は、小休止を入れて内省的に過ごしながら、次の展開の準備を進める時期。8月下旬から9月にかけては、建設的な努力が必要な時期で、取捨選択に迷うような案件が発生しやすく緊張の強まる時期です。瞑想や針灸はストレス管理に効果的。
蟹 座

蟹 座

6月22日~7月22日
ラテン語Cancerカンケル/英語Cancerキャンサー

ジェットコースターのような年、安全ベルトの着用を

アットホームな気持ちでいられる平和な環境が大切なこの星座ですが、昨今の世界情勢ではそのような居場所を見つけることは大変難しくなっています。今年も変動の波が押し寄せ、チャレンジが続くと思われますが、魚座を航行する海王星と小惑星キロンから吉角を受けており、精神的な喜びも多い時期です。内省的な探求により、アットホームで落ち着ける気持ちを回復することができるでしょう。
軍神マーズが司る火星がこの宮を通過する6月と7月は焦りや苛立ちが強くなりストレスを感じる一方で、6月下旬から7月初めにかけては誕生日とも重なり、有意義な出来事や重要な動きが多い時です。思い切ってなにかを始めるのにも良い時期。8月は美神ヴィーナスが司る金星がこの宮に入り、美しい英国の夏を存分に満喫できるでしょう。ロマンチックな出会いやハッピーなイベントにも遭遇します。
10月からは吉神ジュピターの加護を受け、4年に1度の幸運期が到来します。
獅子座

獅子座

7月23日~8月23日
ラテン語Leoレオ/英語Leoリオ

今年も好調、ピークは夏

多くの星から吉角を受け今年も好調な運勢が続きます。長期的な目標に向けて継続して努力を重ねてきたことが形になる時で、持続的発展のために工夫や刷新を試みる時です。
今年は、誕生月もある夏に多くのことが集中します。単なるエキサイティングなホリデーでは終わらない、夏の決戦の場となりそうですが、勝利を収めるでしょう。今年の夏は、カラフルでドラマチックな展開になりそうです。一方で、8月21日にアメリカ大陸で観測される皆既日食はこの宮で起こるため、その近辺の誕生日の人たちは昨年から来年に向けて大きな変化が起こりやすくなっています。充分な警戒と、何が起きても動じない覚悟と意志力が必要です。老王の失墜とならぬよう心当たりのある方は注意しましょう。
9月にはラブ・ロマンスもありそうです。夏の嵐が過ぎ去った後にホッと一息つける楽しい秋の始まりとなるでしょう。10月から11月にかけては新たなゴールへ向けて一歩前進するチャレンジが浮上。
乙女座

乙女座

8月24日~9月23日
ラテン語Virgoウィルゴ/英語Virgoヴァーゴ

日々是精進、ストレスを感じたら深呼吸

乙女座の主護星は水星、それと穀物の大地母神の名がついた準惑星セレスもこの星座を支配します。水星とセレスの動きから今年1年を占ってみましょう。年初から水星の吉角を受け、好調なスタートを切るでしょう。2月初めまでは順調なペースで進み、その後もセレスからの吉角を受けるので、5月半ば過ぎまでは努力の甲斐あって心地よい春を迎えることができるでしょう。
その後6月の夏至までは、結果を出す時期に入りストレス度も増しますが、この時期も水星とセレスからの援助を受け、奉仕に見合った報酬を得るでしょう。しかし8月から9月にかけては、水星がこの宮で逆行するので、反省の時期に入り、思うように物事が進行しません。夏休みをしっかり取って、心身を休め今後の展開について模索すると良いでしょう。
年間を通じて、うつ状態から悲観的になったり、心配や不安から心身の不調を感じることがあるかも。気分を明るく保つ工夫や健康法の実践が必要。
天秤座

天秤座

9月24日~10月23日
ラテン語Libraリブラ/英語Libraリーブラ

チャレンジの年、冷静な判断をこころがけて

今年、最も大きな影響力のある星の動きとして、主護星である金星の逆行を挙げることができます。2月から5月にかけては、一時的に対人関係が不安定になったり、金融取引に関して変動も起こりやすくなります。この時期に趣味や好みの変化が表れたら、内面的な価値観の移ろいと考えて、新たな自己発見の機会としましょう。永続性には欠けるので、大きな決断を下す時期ではありません。
拡大と発展を促す木星がこの宮を航行しているので大きなチャンスにも巡り会いますが、手を広げすぎると収拾がつかなくなり、大転換の危機的状況にもなりかねません。バランスを取るのが難しいと感じたら、平衡状態を保つようにセルフケアを心がけましょう。
10月中旬から11月初めは金星がこの宮に入り、ようやく本来の自分らしさを取り戻すことができるでしょう。その後も12月初めまでは火星がこの宮を航行するので、新たな目標に向かって積極的に行動を起こすと良いでしょう。
蠍 座

蠍 座

10月24日~11月22日
ラテン語Scorpiusスコルピウス/英語Scorpioスコーピオ

12年に1度の好機到来、存分に活用を

伝統的な占星術では蠍座の主護星は火星。今年は年明けから火星の吉角を受け、幸先の良いスタートを切ります。1月中は寒さも吹き飛ぶ勢いで前進できるでしょう。2月は今年最初のチャレンジの時期となり、これを乗り切れば4月半ば過ぎから5月半ば過ぎにかけて良い結果が出てきます。
7月から8月にかけては主護星が夏の太陽と合し、最も運勢が盛んな時期で何事にも意欲的に取り組めます。ストレスや夏バテが原因でせっかくのチャンスを逃さないように、日頃からよく鍛えておきましょう。この時期の注意点は無意味な競争や争いに巻き込まれやすいこと。また疲労から事故や怪我も起こりやすいので、レジャーやスポーツは無理せずに楽しみましょう。
10月には拡大と発展を促す吉星ジュピターがこの宮に入り、12年に1度のビッグチャンスの到来です。来年の展開に向けて新たな動きが出てくるでしょう。12月には主護星がこの宮に入り、パワー全開となります。
射手座

射手座

11月23日~12月21日
ラテン語Sagittariusサギッタリウス/英語Sagittariusサジテイリアス

ゴールは近い、極端を避け中庸を

今年は何事も極端な方向に向かう傾向が出てきます。リスクの大きな選択を楽観視して行い、結果を侮ると取り返しのつかないことになるので注意。一方で、この宮を航行する土星の知恵を借りて冷静な判断ができれば、リスクをおかさずに力量内で大きな成果を積み上げることができるでしょう。
長期的な目標を達成して、さらなる成長のための基礎作りに励む時です。新たに組織を再編成したり、イノベーションへ向けた長期的な企画をスタートすると良いでしょう。7月半ば過ぎから9月初めにかけては、火星の力を借りて勢いが出ます。特に、7月下旬から8月初めにかけては活動的になり、多彩なイベントに思い切ってチャレンジできる時です。ホリデーの冒険旅行や秋以降の展開に向け、新分野の開拓に全力投球できるでしょう。
一方で、心理的な問題を抱えやすい年なので、不安や恐怖、混乱を素直に自覚して自分の弱点や短所に振り回されないようにしながら、長所を伸ばしましょう。
山羊座

山羊座

12月22日~1月20日
ラテン語Capricornusカプリコルヌス/英語Capricornカプリコーン

引き続き変動運、しかし努力が酬われる日は近い!

今年は政治、経済、文化の面で一方の極端な点からもう一方の極端な点へ振り子のように揺れ動く傾向があり、この星座は最も強く影響を受けます。責任感が強く、重要な社会的役割を担うことが多い山羊座の人たちは、積極的に不正やリスク回避のために働きかけるか、消極的に責任を引き受けて犠牲者となる道を選ぶかの選択を迫られるでしょう。
特に3月から4月にかけては、対人関係や財政面での変動が起こりやすく、今年1年の運勢を大きく左右する分かれ道にもなりかねません。大きな変化や拡張を試みると目論見が外れやすい年ですが、抑制を効かせながら堅実的に努力を積み重ねると予想以上の成果が出る時です。
6月から7月にかけては、潜在的にあった目標が明らかになり始め、迷いも出てくる時期です。一方で、幸運な出会いや楽しいイベントも増え、明るい結果へと導かれるでしょう。8月と9月は、バランスを回復する調整期間で、情報や知識を集めて下準備を進めることを心がけましょう。
水瓶座

水瓶座

1月21日~2月19日
ラテン語Aquariusアクアリウス/英語Aquariusアクエリアス

緊張感の強い発展と飛躍の年、夏が正念場

これまで長期的にやってきたことの結果が出て、到達点が明らかになります。偶然のチャンスや突然の閃きが重なって、さらなるブレイクスルーもありえます。また、テクノロジーや人道的なグループを組織化して、単なる思いつきから始めたことが飛躍的な進化を遂げる時です。革新的なアイディアによって結ばれたネットワークに関わると、今後の展開の礎となる実績や基盤ができるでしょう。
7月中旬から9月初めにかけては、行方を阻む問題やライバル争いの起こりやすい時ですが、一方で積極的にイベントを起こしてリーダーシップを発揮できる時です。正面衝突は避け、忍耐強く可能性を最大限に引き出す粘りが必要です。ストレス度もアップするので夏バテには注意。
9月下旬から11月初めまでは、落ち着いた美しい秋を満喫できそうです。美的な感性も増し、芸術性が要求される分野に関わる人たちには、頭の中で思い描いたアイディアやデザインをスムーズに実現できるでしょう。
魚 座

魚 座

2月20日~3月20日
ラテン語Piscesピスケス/英語Piscesパイシーズ

時に大波、秋以降は拡大発展の好機到来

年明けから愛情と幸運の女神ヴィーナスの加護を受け、1月中は幸先の良いスタートを切ることができます。時に心が乱れ冬の嵐のように揺れることもありますが、ハッピーなイベントもあり気分転換となるでしょう。しかし2月26日に南米からアフリカで金環日食が起こり、誕生日がこの日付と前後する人たちは、今年は変動運となるでしょう。
5月半ば過ぎから6月半ば過ぎまでは今年最初のチャレンジに遭遇します。この結果の善し悪しは、8月から10月初めに表れ、その時期は軌道修正も可能です。このため8月半ばから9月初めは秋以降の展開を試行錯誤する重要な時期となります。有益なメッセージや情報をキャッチしましょう。
年間を通じて心理的な問題を抱えやすいのですが、不安や恐怖、混乱を癒すサポート手段を見つけると幾分か楽に過ごせるでしょう。朗報もあります。10月から約1年、ジュピターの加護を受けるので、4年に1度の拡大発展の好機に入り、海外運も上昇します。

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